• Yoko Yoshimoto

「ベートーヴェンとポップミュージック」

最終更新: 10月1日

・ロックンロール、ディスコミュージック、ヒップホップ、、、ベートーヴェンは、ポップミュージックにも、多くの影響を与えている。ある歌は、巨匠のインスピレーションをもらって、またある歌は、その節を図々しく盗んで。いずれにしても、ベートーヴェンは、使用料をもらえないでいる。

Roll Over Beethoven (チャックベリー)


“分かるだろう、僕の体が熱くなっているのを

ジュークボックスのヒューズも吹っ飛ぶぜ

僕のハートはビートのリズム

僕のソウルは、ブルースを歌い続ける

ベートーヴェンをぶっ飛ばせ

チャイコフスキーに伝えておこう“

“ベートーヴェンをぶっ飛ばせ、チャイコフスキーに伝えておこう“そんな歌詞に、ベートーヴェンは、墓の下でたまげていることだろう。そして、同僚のチャイコフスキーも同じく。1956年、チャックベリーは、ロックンロールで、ウィーンのロマン派の偉大なる二人の作曲家を、そのように歌った。でも、そこには、礼節をわきまえたリスペクトも感じ取れる。



Because(ビートルズ


ビートルズのメンバー、ジョンレノンは、1969年、ベートーヴェンの「ピアノソナタ月光」から閃いた。ある時、オノ・ヨーコが、この幻想曲風ソナタをピアノで弾いた。それを聞いたジョンは、アルペジオを用いた「ビコーズ」を作り上げた。どちらの曲も、嬰ハ短調である。




A Fifth Of Beethoven(ウォルター・マーフィー



このアレンジを聴いた者は、ほぼ全てのベートーヴェンの作品の中に含まれる「重厚さ」というものを、全く感じないだろう。それどころか、踊り始めることだろう。アメリカの作曲家であり、編曲家、そして、ミュージシャンでもある、ウォルター・マーフィーは、1976年、彼の最大のヒット作「運命'76(A Fifth Of Beethoven)」を叩き出した。彼は、クラシックの中で最も有名な交響曲であり、おそらく、最も有名なモチーフを、うまくディスコサウンドに乗せた。なお、この曲は、1977年に上映された「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックにも使われた。



作者は、ベートーヴェン



1984年、自称ベートーヴェンファンであるミュージシャンが、この素晴らしいメロディーをアレンジする。「悲愴」という標題で知られる、ピアノソナタ8番ハ短調、第2楽章アダージョ・カンタービレ。

ビリー・ジョエルは、「The Night」で、「悲愴」の音列を使った。彼は、LPのクレジットにも、作曲者名として、ベートーヴェンの名前を記している。とてもクールで、好印象。このメガヒットは、いずれにしても、ベートーヴェンにとっては、つまらないものになった。つまり、彼には印税が一文も入らないということ。



Ode To Joy(ビーカー)



そして、このメロディーを知らない人はいないだろう。「歓喜の歌」、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調の合唱部分。イギリスの人形劇のコメディ番組「マペット・ショー」に登場するキャラクター、「ビーカー」が歌った。いずれにしても、アメリカのロックバンド、ブライト・アイズが、2002年に出した”Road to Joy”よりかは、旋律がはっきりとして分かり良いだろう。





ラッパーが「エリーゼのために」をサンプリング



2002年、ラッパーの巨匠「ナズ」が、ベートーヴェンのおそらく最も知られたピアノ作品「エリーゼのために」に、自作の歌詞を子供たちの声に乗せて、作品“I know I can“を発表。賢い選択、なのにとても可愛いい印象。きっと、天国の巨匠もこの曲を気に入ることだう、、、おそらく。



作;Jenni Zylka(2020,1,6) 訳;Yoko Yoshimoto 協力;Masanori Hosaka

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